FAQ
AI導入にあたって、お客様からよくいただくご質問をまとめました。ここに無いご不明点は、お気軽にお問い合わせください。
Q1入力した社内データや顧客情報が、AIの追加学習に使用されて情報漏洩することはありませんか?
API経由での実装であれば、入力データがAIモデルの学習に使用されることはありません。
当方が構築するAIシステムは、Anthropic社の「Claude」および開発ツール「Claude Code」のAPIのみを利用しています。Anthropic社の商用API利用規約では、API経由で送信されたプロンプトや出力データは、既定の設定でモデルの追加学習には一切使用されません。また、通信の暗号化やアクセス権限の設計を徹底し、貴社のセキュリティ要件に合わせた安全なデータハンドリングを実現しています。具体的な対策は以下の通りです。
【TLSによる暗号化(具体例)】お客様のブラウザやシステムから当方のサーバー、そしてAnthropic社のAPIサーバーへ送信されるすべての通信が、HTTPS(TLS 1.2/1.3)で暗号化されます。例えば、貴社の問い合わせ内容や社内文書の一部をAIに処理させる場合、そのデータは通信経路上で第三者に盗聴・改ざんされない状態で送信されます。具体的には「ブラウザの鍵マーク(SSL証明書)が有効な状態での通信」がこれにあたります。
【アクセス権限を業務に必要な範囲に限定(具体例)】APIキー(Anthropic社のClaude APIを利用するための認証情報)は、担当エンジニアのみが管理し、必要最小限のメンバーだけがアクセスできる環境(例: 環境変数やシークレット管理サービスに保管し、ソースコードに直接書き込まない)で運用します。貴社のデータを扱うシステム内でも、「閲覧のみ可能な担当者」「編集・設定変更ができる管理者」のようにロール(役割)を分けて権限を設計し、業務上不要な人がデータにアクセスできないようにします。例えば、開発担当者にはテスト用のダミーデータのみを渡し、本番の顧客データには限られた運用担当者しかアクセスできない、といった運用がこれにあたります。
Q2AIが事実と異なる回答(ハルシネーション)を出力するのが心配です。業務で使えますか?
ハルシネーションを100%ゼロにすることは現代の技術仕様上不可能ですが、適切な技術設計により実業務で耐えうる精度に制御可能です。
根拠となる社内ドキュメントのみを参照して回答を生成するRAG(検索拡張生成)技術の導入や、回答時に参照元のページ・段落を明示する設計を行います。また、判断の自動化を過度に行わず「AIの出力を人間が確認・承認するフロー(Human-in-the-Loop)」をシステムに組み込むことで、業務上のリスクを最小限に抑えた運用を提案いたします。
Q3開発費用以外に、毎月のランニングコスト(API利用料)はどのくらいかかりますか?
ご利用頻度や扱うデータ量に応じた「従量課金制」となり、小規模〜中規模の利用であれば月額数千円〜数万円程度に収まるケースが大半です。
毎月のコスト感を事前に把握していただくため、要件定義の段階で月間想定トークン数(文字数)を試算し、概算費用を提示いたします。また、意図しない大量アクセスやシステムの異常ループによる高額請求を防ぐため、APIの利用上限金額設定(Hard Limit)や異常検知アラートをあらかじめシステム側に組み込んで納品いたします。
Q4発注から納品までのスケジュールはどのくらいかかりますか?また、納品後のサポートはありますか?
成果物の規模によりますが、プロトタイプ(PoC)であれば1〜2週間、実運用向けアプリ開発であれば1〜1.5ヶ月程度が目安です。
段階的な開発アプローチを推奨しております。まずは短期間でコア機能のプロトタイプを構築して操作感や精度をご確認いただき、その後に本番環境の構築へ進むことで、発注後のイメージギャップや不要な開発コストを回避します。納品後につきましても、外部APIの仕様変更への追従やシステム保守、機能追加のご相談まで、確実に対応いたします。
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